カタツムリの赤ちゃんは、生まれたときから親と同じ形ですが、体が小さく、色も薄く、とてもデリケートな生き物に見えます。
カタツムリの赤ちゃんを飼う際、どのように飼育したら良いのでしょうか。飼育方法について紹介いたします。
カタツムリの赤ちゃんの飼育
カタツムリの赤ちゃんを飼育する場合、ゲージに湿らせたキッチンペーパーやスポンジを敷いてあげましょう。
ケース内の湿度を簡単に保つことができ、キッチンペーパーは餌にもなりますので、おすすめです。
カタツムリの赤ちゃんはとても小さいため、大きめのカタツムリたちとは離して飼育した方が良いです。
餌はキャベツや白菜などのやわらかい葉っぱを与えましょう。カルシウム不足を防ぐため、卵の殻も与えましょう。
卵をあまり食べない方は、爬虫類を飼育する際に使う「カルシウムパウダー」や鳥用の「カットルボーン」をペットショップで購入し代用することも可能です。
また、カタツムリは乾燥に弱いため、霧吹きで定期的にケース内の湿度を高めてあげましょう。
飼育ケースの掃除
飼育ケース内が汚れて匂いが気になってきたら、掃除をしましょう。
掃除の際にはカタツムリたちを一時的に別の容器へ移動させなければなりませんので、あまり頻繁に行うことは、カタツムリにとってストレスとなります。
また、カタツムリを移動させる際は、殻を握りつぶさないように、そっと捕まえましょう。ピンセットなどを利用している方もいるようです。
飼育ケースを掃除する際は、まず内容物を全て取り去り、ガラスケース内のぬるぬるをたわしなどを使って洗い流します。
ガラスケースの内側にはカタツムリの粘膜がついていることが多いため、ゴシゴシよく洗いましょう。
ガラスケース内の砂利を洗う際は、ざるを使って水を切ると良いです。
カタツムリの持つ病原菌はとても強いため、ざるやたわしは、カタツムリの掃除専用に購入することをおすすめします。
掃除の後は、石鹸を使ってよく手を洗いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
カタツムリは大人しく、お世話も簡単なので飼いやすい生き物です。
餌を与えるだけでなく、定期的に掃除や霧吹きをしてあげ、快適な環境を作ってあげましょう。皆さんのカタツムリが長生きすると良いですね。