カタツムリの種類は豊富です。体の大きさ、殻の大きさ、色の違いもあります。
今回は、体のサイズについて調べました。
世界で一番小さいカタツムリは、1ミリ未満?!
中国南部で極小のカタツムリ新種7種類がパル=ゲイゲイ氏によって発見されています。(2015年)
そのサイズ、なんと0.86ミリ。針の穴に通るほど小さいです。
極小のカタツムリを求めていたパル=ゲイゲイ氏は、その新種のカタツムリに奥さんのドミニカさんにちなんでAngustopila dominika(アンガストピラードミニカ)と名付けました。
奥さんの名前を付けるなんて素敵!奥さんのことを大事にされているのでしょうね。けど、カタツムリ…。
カタツムリは、今のところ約5万種確認されているようですが、実際には10万種くらいいるのではないかと言われています。
小さくて見つかりにくいので、カタツムリならあり得ますよね。
極小のカタツムリは、殻を作るためにエサが豊富な石炭岩で発見されやすいそうです。
世界最大のカタツムリ
世界最大のカタツムリ、その名はアフリカマイマイ。
殻径が7~8センチ、殻高が20センチで、子どもの手の平くらいのサイズです。でかい!
カタツムリはのんびり屋さんのイメージがありますが、アフリカマイマイは、エサのためなら一晩で50メートルも移動します。
エサに好みは特になく、植物の葉っぱ、茎、果実、動物の死骸、菌類などなんでも食べます。体が大きい分、殻も作るのに栄養が必要なので砂、石、コンクリートから摂取します。
これは、他のカタツムリと変わらないですね。しかし、稀にですが共食いすることもあるといいます。
日本では植物防疫法で有害動物指定、持ち込みは原則禁止されています。
世界各国でも禁止されています。外来生物法でも要注意外来に指定されていて、世界新緑的外来種ワースト100にランクインしているようです。恐ろしい…。
まとめ
カタツムリは、生息する地域によって日々、姿・形を変えています。
そのため、毎年新種発見の報告もされているようです。生きるために体を日々変化させているなんてすごいですね。