梅雨の時期によく見かけるカタツムリ。
コンクリートや紫陽花の上にいるカタツムリですが、目がどこにあるのか疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
犬や猫、鳥のようにそれとは解りづらいカタツムリの目を調べました。カタツムリを写真で見てみましたが、大きな角が二本と小さな角が二本ありました。
この角に目玉があるのではと思い。この角についてまずは学びました。
カタツムリの目は触角にある?
カタツムリには殻、腹足、生殖口と、大きな角と小さな角があります。
ゆっくりと四方へ動くその角は、大きな角を大触覚といって、小さな角を小触覚といいます。実はカタツムリはその小触覚で臭いを嗅いだり、味を知ったりしているのです。
そして、カタツムリにはその角の小触覚ではなく大触覚の先にカタツムリの目玉があるのです。
触覚の特徴
また、カタツムリには痛覚がありません。
軟体動物であるカタツムリの大触覚の目玉をつつくと引っ込みますが、痛覚がないため痛み以外の刺激で引っ込めます。
これを逃避反射といいます。
軟体動物には痛覚がないとされています。
続いて、カタツムリには天敵である寄生虫がいます。オカモノアライガイの一種のロイコクロリディウムという名の寄生虫です。
アメリカやヨーロッパに生息しています。その寄生虫を捕食すると、侵入され触覚に押し寄せます。
カタツムリの触覚はうねうねと動き。まるで芋虫のような動作をし、鳥がそのカタツムリを間違って捕食すると、最終的に鳥の糞になり、再びカタツムリが食べるというサイクルをします。
まとめ
カタツムリには痛覚がないのは以外ですね。ゆっくりと四方へ動く大触覚をつつくのは時に楽しいですが、角が反対側に向くのは逃避反射というのだそうです。
カタツムリに寄生虫がいるのも注意が必要ですね。
自然界の鳥の糞をカタツムリは食べるので、自然のサイクルのようなものなのでしょう。
なんだかんだで、触覚に目がある可愛いカタツムリには愛嬌があります。