普段、私たちが食べている美味しい料理には野菜が使われています。
当然ながら野菜は肥料を撒いたり水をやったりと時間をかけて育てます。ですが、その大切に育てた作物が荒らされる場合があります。それはカラスだったり獣だったりします。あるいは害虫などですね。その中にカタツムリの場合もあります。
今回は市販の駆除用薬品を使わずにカタツムリを駆除する方法をご説明します。
カタツムリの弱点はカフェインに弱い?
大切な植物、畑の野菜や観葉植物などに、カタツムリが付いて食い荒らされる場合があります。
その脅威から守るための市販の化学薬品があります。
ですが、これらは植物の表面上に残ってしまうので望ましくない場合があります。
その代わりとなったのがコーヒーなどに含まれるカフェインです。
実は、海外の雑誌の論文によるとなんと!
カタツムリやナメクジなどの軟体動物にとってカフェインは神経毒になるという発表がありました。
ちなみにナメクジとはカタツムリの殻が退化して出来た生物でして、実質カタツムリと同じ生物です。なのでここではカタツムリと同じように扱います。
ナメクジなどに、1%、2%のカフェイン溶液を軽くシュッシュっと軽く吹きかけると高確率で身をよじらせて亡くなります。
これは生きたままのカタツムリとナメクジに直接吹きかけるだけではなく、野菜などの植物に先に軽く吹きかけるだけでもその植物を守る効果があります。
ちなみにある実験でカフェインの付いた葉と付いていない葉を置いた結果、手放したカタツムリたちはカフェインなしの葉を選んで食べました。これはカフェイン濃度0.05%でも効果があったとか。
もしこんな感じでナメクジやカタツムリなどの被害にあった方はこのカフェインを使った方法で試してみてはいかがでしょうか? コーヒーを使用する場合は我々が飲む量より薄めても問題ありません。
少量でもかなりの効果を期待できます。
土の中や草木の周辺とかはコーヒーを軽く溶いたものを撒くのもいいでしょう。
しかも市販の化学薬品を使用するよりも効果が高く、値段も抑えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結論としてカタツムリやナメクジなどの軟体動物にとってカフェインは神経毒になる。少量吹きかけるだけでも効果があった。
市販の駆除薬品より安く抑えられる。