飼育しているカタツムリが卵を産み孵化したら、どのように飼育をすればいいのでしょうか?
大人のカタツムリと同じように飼育すればいいのか疑問に思い、カタツムリの赤ちゃんの飼育方法と成長について調べてみました。
カタツムリの赤ちゃんの成長を見守る飼育
はじめに赤ちゃんカタツムリ用の飼育箱を用意しましょう。
飼育箱の隙間から逃げないように、籠のサイズに注意するか、蓋つきの空き瓶やタッパーがおすすめです。
瓶やタッパーにを使用する場合には1日1回必ず空気の入れ替えをしてあげてください。
赤ちゃんカタツムリはまだ卵を産まないため、飼育箱の中には土は必要ありません。
また赤ちゃんカタツムリは乾燥に弱いので霧吹きなどでの加湿は行ってください。
親カタツムリの産卵後20-30日で卵の孵化が始まります。
土の中で孵化した赤ちゃんカタツムリは自らの力で地中から出てきます。まるで海がめのようですね。
出てきた赤ちゃんカタツムリを専用の飼育箱へ移動します。
生まれてすぐの赤ちゃんカタツムリでもすでに殻があり、カタツムリの形をしています。
赤ちゃんを移動するときにはつぶさないように優しく扱いましょう。
えさはキャベツやきゅうりなどの柔らかい野菜がおすすめです。
またカタツムリの殻の形成に炭酸カルシウムが必要なため、コンクリートブロックが、卵の殻、鳥の餌のボレー粉を入れてあげてください。
卵の殻は砕かずそのままで大丈夫です。炭酸カルシウムが摂取できないと、仲間の殻を食べるそうです。
殻を食べられたカタツムリも飼育している人間も悲しくなるので炭酸カルシウムを忘れないで下さいね。
通常2年、早ければ1年で成長し卵を産めるまでに育つようです。
まとめ
カタツムリの赤ちゃんの飼育方法と成長について調べてみました。
赤ちゃんカタツムリは孵化後自力で地中から出て来て、生まれたときからカタツムリの形をしています。
赤ちゃんカタツムリに飼育箱には飼育籠や蓋つきの瓶やタッパーを使用します。
赤ちゃんカタツムリの飼育環境には、土は必要なく、乾燥に弱いので加湿を忘れないようにします。
餌はやわらかい葉物野菜などを与え、炭酸カルシウムが必要となるのでブロックか卵の殻などを与えます。
以上のことを注意しながら赤ちゃんカタツムリの成長を見守りましょう。多くの赤ちゃんカタツムリがすくすくと育つと良いですね。