みなさん、カタツムリの赤ちゃんって生まれた時から殻がついているのかどうなのか気になりませんか?

その前にどうやって生まれるの?と疑問はたくさんありますよね。

今回は、その疑問を解決していきたいと思います。

 

カタツムリ 赤ちゃん 殻

カタツムリの誕生とその時の状態は?

カタツムリに限らず生き物のほとんどがそうですが、雄と雌がいて子どもが誕生しますよね。

カタツムリも同じです。

しかし、カタツムリを見てすぐにどちらが雄か雌か判断できますか?

見た目はみんな同じに見えますよね。雄と雌の見分け方が気になると思うのですが、実は、カタツムリは雌雄同体(しゆうどうたい)なのです。

カタツムリそれぞれが雄の役、雌の役を果たすそうです。ということは雄雌どちらの機能も備わっているということになります。

共寝してから2週間もすると、首の横にある穴から20~60個ほどの卵を産みます。

雌雄同体にも驚きましたが、卵が首の横から出てくるのにも驚きですね。そして卵を1つ産むのに10~20分かかる。小さい体ですごいですね。
そして気になる赤ちゃんですが、卵の殻を破って出てきたときの体長は約2ミリ。

殻は、最初からついています!

生まれたばかりの頃は、殻の巻き方が1巻きと半分くらい。だんだんと殻の入り口から重なって大きくなるのでうずまきの数が増えていきます。

うずの巻き方も右巻き、左巻きとあり、渦の中心からどちら回りで成長するかで巻き方が決まりますが、遺伝で決まることがほとんどです。

孵化して約1か月で3ミリほどまでしか成長せず、歩くのも遅いですが、成長ものんびり屋さんのようですね。

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親と子の、見分け方もあります。

種類や成長の仕方によって大きさは異なりますが、殻の口の形で見分けることができます。大人のカタツムリの殻の口は外側に反り返ったようになっています。子どもは、反りかえっていません。

そして、殻の硬さにも違いがあり、子どもは生まれて1年くらいは、親のような厚い殻にはなりません。親と子でも違いがたくさんあるようですね。

まとめ

梅雨の時期に、カタツムリを見かける機会が増えると思います。

カタツムリを見つけたら立ち止まって、「これはうずまきが外側に向いてないから子どもなんだよ」なんて、なかなか知らないことですから子どもや友達に知識を披露すると一目置かれるかもしれませんね。

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