かわいらしい丸い殻とあせる感じもなくゆっくりと進むカタツムリを見ていると時間を忘れ心が癒される方もいるのではではないでしょうか。
その心の癒しのために思い切ってカタツムリを飼ってみるというのはどうでしょう。カタツムリの飼育は準備からとっても簡単です。
身近なものでできるカタツムリの飼育環境
他の動物と違ってカタツムリは手軽に飼育始めることができます。
ケースや皿などといった入れ物以外はカタツムリの住んでいた場所や公園などで手軽に手に入れることができます。まず昆虫飼育用のプラスチックケース、100均などで売っているプラスチックのケースでも構いません。
ただし上に蓋がないと逃げ出してしまう可能性があるので換気ができる程度の穴の空いた蓋も用意しましょう。
次に産卵用に土を入れた素焼きの鉢を用意します。
飼育ケースの中にこの鉢を入れ落ち葉や小枝を入れます。カタツムリは温度が低くなり冬眠する時に落ち葉の下に隠れたりします。餌を入れるための小皿をその上に乗せましょう。餌はキャベツやニンジン、卵のからなどで大丈夫です。
ちなみに卵の殻はカタツムリの殻を作るカルシウムのためのものです。
そしてその中にカタツムリをそっと入れてあげましょう。
時々霧吹きで全体を湿らせるようにしてください。カタツムリは乾燥に弱いので湿気は重要な要素です。
飼育するにおいて気をつけること
カタツムリに限らず、たいていの動物に言えることですが急激な温度変化に弱いです。
飼育ケースはなるべく玄関など気温の変化の少ないところにおくようにしましょう。
また、まめに餌は交換する、異臭がしてきたら落ち葉なども新しい物にするなど、ケースの中を清潔に保つように心がけましょう。
そして最後に必ず手を払うことを忘れないでください。
どんな動物にも寄生虫や細菌、ウイルスがいる可能性はあります。
まとめ
生き物を飼うというと面倒なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、最低限の飼育環境を整えれば思ったよりも簡単にカタツムリの飼育始めることができます。
寒くなれば冬眠して越冬するので上手に飼育すれば1年に2年は生きることができます。