かたつむりは、あじさいを食べるのか?
“あじさいにかたつむり...”梅雨時期になると、よく見かける光景ですよね。
かたつむりは、あじさいを食べてるの?
梅雨のシーズンは「雨」「あじさい」「かたつむり」のイメージを抱いている方がとても多いのではないでしょうか。
アジサイの上に乗っているかたつむりのイラストなどをよく見ますよね?そんな時、カタツムリはあじさいを食べているのでしょうか?
カタツムリの食べ物
かたつむりは、基本的に葉っぱやコケなどを食べます。飼っているかたつむりは、キャベツやレタスを食べているものが多いです。
葉っぱを食べるのだから、あじさいの葉も食べるのでは?と思った方もいらっしゃるかと思います。
紫陽花の毒
しかしながら、かたつむりはあじさいの葉を食べません。なぜなら、あじさいの葉には「青酸配糖体」という毒素が含まれているからです。
人間が誤って食べた場合も、吐き気やめまいなど、食中毒症状と同じ症状がでます。
酷い場合は、命に関わることもあります。
人間でさえ、命の危険を起こす可能性があるものです。
かたつむりは、この毒素を分解、消化することができないのであじさいの葉・花を食べることはありません。
カタツムリの好物
かたつむりには殻があります。
丈夫な殻を作り大きく成長させるには、カルシウムが必要です。
なので、かたつむりはコンクリートが大好きです。
雨が降った時など、湿ったコンクリートを食べてカルシウムを摂取しています。
私たちが持っているイメージとは違い、かたつむりはあじさいより、コンクリートの方が好きそうですね。
実際には、あじさいの葉にはあまり近づかないかたつむりもいるそうです。
まとめ
かたつむりは、あじさいを食べるのか?
調べてみましたがいかがでしたでしょうか。
実際には、かたつむりはあじさいを食べていませんでしたね。なぜあじさいにかたつむりがいるのか明確な理由は分かりませんでした。
あじさいとかたつむりは、人間が作り出した「梅雨」独特のイメージだったのかもしれません。
梅雨時期に、とても綺麗な花を咲かせるあじさいが「青酸配糖体」というとても危険な毒度をもっていることも学ぶことができました。
くれぐれも食べない様に気を付けてくださいね。