外敵に襲われやすいカタツムリは傷ついた体や殻をどのようにしているのでしょうか?
トカゲの尻尾のように再生をしているのでしょうか?
今回、カタツムリの不思議な生態について調べてみました。
カタツムリの目 触覚の再生能力について
カタツムリだけでなく多くの自然界に存在する生き物は外敵や自然の脅威にさらされています。
その中でも一部の生き物たちには体の損傷部分を修復したり、再生を行える能力を持っているものがいます。
数々の生物の中でもたこやカタツムリには特に強力な組織再生能力があることが知られています。
人間も骨折をしたら骨が再生してつながったり、傷が直ったりします。人間の体の一部の組織には修復する能力が備わっています。
でも、体の一部がなくなってしまうと、もう一度再生することはできないですよね。
強力な組織再生能力とは体の一部がなくなってしまってもまた再生することができることです。カタツムリやたこはすごいですね。
カタツムリには寄生虫の宿主になることがあります。
寄生虫はカタツムリの大触覚に寄生し、次の寄生先の鳥に食べてもらおうとしています。最終的にはカタツムリは目の部分である大触覚を失ってしまうのです。かわいそうですね。
でも、強力な組織再生能力があるので、また大触覚を再生することができるのです。
また、カタツムリの殻もひびが入ったり割れたりしても再生できる場合があります。ヤドカリみたいに引越しができないので、自ら修復できないと困ってしまいますよね。
まとめ
今回カタツムリの不思議な生態について調べてみました。
カタツムリには組織再生能力があり、目の機能を兼ね備えている大触覚や殻を再生でいることが分かりました。
自然界にはカタツムリと同様に組織再生ができる能力を持っていることが分かっていますが、その中でも特にたこやカタツムリには強力な組織再生能力を持っていることが分かりました。
この組織再生能力を人間に生かすためにカタツムリについての研究がなされています。
将来カタツムリの組織再生能力のように、人間でもなくなってしまった体の一部がよみがえる日が来るかもしれませんね。