カタツムリといえば、とても小さく大人しく、人畜無害な生き物というイメージがあります。

しかし、実は大きなカタツムリもいますし、人間にとってカタツムリは、ワニやオオカミよりも危険な生き物であると言われることもあります。

今回は、巨大なカタツムリについて紹介いたします。

 

カタツムリ でかい

世界最大のカタツムリ

世界最大のカタツムリは、アフリカマイマイという種類です。

沖縄にも、アフリカマイマイがいるそうです。

大きさは20cm近くあり、世界最大の陸産巻き貝の一種です。

雌雄同体で、一度の産卵数は100~1000個以上、産卵を10日周期で繰り返すという恐るべき繁殖力を持ちます。

マイアミでは、少年がアフリカマイマイを持ち帰ったことで、たちまちのうちに増殖し、10年以上の時間と100万ドル(約7600万円)の費用をかけて絶滅させたという事件もあったそうです。

たったの3匹だったアフリカマイマイは、約10年間で18000匹にも増殖したそうです。

また、アフリカマイマイは植物の葉や野菜、果実や種子、落ち葉や動物の市街、コンクリートまで食べることができる雑食性です。

私たちが普段見かける可愛らしいカタツムリと違い、とても強そうなイメージですね。

カタツムリは危険!?

アフリカマイマイのみならず、カタツムリはたくさんの寄生虫を持っています。

これが、人間にとって危険な生き物であると言われる理由です。

人間がカタツムリを素手で触り、その手から口や傷跡へ寄生虫が感染した場合、最悪の場合亡くなってしまうこともあるそうです。

沖縄では、骨髄脳炎といった重篤な症状を発症し、亡くなった方もいるそうです。

カタツムリを触った後は、手を石鹸でよく洗いましょう。

また、子どもたちにとっても身近な生き物ですので、子どもたちにも、カタツムリを触った後は、必ず手を洗うよう指導しましょう。

 

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エスカルゴといって、フランス料理でカタツムリを食べることがありますが、これらのカタツムリはほとんどが養殖です。特殊な施設で清潔に育てられ、また、調理の際にも熱を通していますので、安心です。

まとめ

いかがでしたか?

アフリカマイマイという巨大なカタツムリ、少し怖いイメージもありますが、人間に直接危害を与えることはありません。

しかし、たくさんの寄生虫を持っていますので、見かけても触らないように気を付けましょう。

 

 

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