かたつむりはほとんどが雑食なので共食いはないと思われていますが、実際「かたつむり 共食い」などで検索すると出てくる、出てくる。
専門家ではないですが多く寄せられている内容を少し自分なりに検証してみたいと思います。
共食いの原因と飼育方法
ケース1
サイズの違うかたつむりを同じケースで飼育している際、大きいかたつむりが小さいかたつむりの上に乗り殻を食べている。
考えられるのは餌として与えているカルシウム(卵の殻、紙など)が足りない。
あと、ケース内にいっぱいのかたつむりを入れ過ぎている。
虫でも環境が変わるとストレスを感じることがあるみたいです。狭いケース内ならもっとストレスがかかっている可能性も。
似たサイズのかたつむりを数匹ノビノビ暮らせるようにすればなくなるかも。
ケース2
かたつむりが亡くなってからかわからいけど、一匹のかたつむりがもう一匹のかたつむりの殻の奥まで入っている。
かたつむりの目は明るさを感じる程度で、小触覚は臭いをかぐそうです。
人間のように、色とりどりに見えるわけでもないので私の見解では、かたつむりが寿命を全うして亡くなった亡骸をかたつむりと認識せず、食べ物と認識し私たちから見ると共食いの状態になるのではにでしょうか?
これも、上記に書かせていただいたように極力避けるのであればケース内のかたつむりの数を減らすことでさけられるのではないでしょうか?
かたつむりの番外編
かたつむりにはロイコクロリディウムや広東住血線虫という寄生虫が存在します。
ロイコクロリディウムはかたつむりの中に入り脳をコントロールさせ鳥にかたつむりを食べさせるように誘導します。
広東住血線虫はカタツムリの体内で感染性の幼虫になり、その幼虫が人間に入ると脳や脊髄に侵入します。日本では基本暖かい地方にいたのですが全国的に発見され始めています。
まとめ
今回は、専門家の資料を読んだわけでもなく自分の推測で書かせていただきました。
ですが、今まで生き物を飼育したうえでの見解も入っていますので少しでもかたつむりを飼育されている方のお役に立てればと思います。
最後の寄生虫ですが、かわいいかたつむりを手で触るのはいいですが小さい子供が触る際は極力気を付け、触り終わったら大人が石鹸で十分に手を洗ってあげてください。