いろいろと、カタツムリで調べていくと良く目にする言葉があります。
それは「童謡のでんでん虫の「やり」とはなんですか?」という言葉です。
「目の部分じゃん」と高をくくっていたのですが違うようなので、紹介したいと思います。
カタツムリの「やり」の意味
カタツムリの目
子どもの時からあまり虫が好きではなくカタツムリも好きではありません。ですから、今まではっきりとカタツムリを見たことはなかったです。
アニメやらイラストで「らせん状の殻に、ナメクジみたいな生き物がくっついてる」ぐらいでしかわかっていませんでした。
カタツムリの頭部には、みなさんがよく目にする上に向いた大きな触角(大触覚)と下を向いた小さな髭のような触覚(小触覚)がありそれぞれ2本ずつついています。
大触覚に目が付いており、その目は「明るい」「暗い」などの明るさを感じる程度のようです。ですので、触覚が障害物に当たることもあり当たると触覚を引っ込めます。
カタツムリのカラダ
カタツムリは「雄」「雌」はなく雌雄同体で、カタツムリ1匹に雄の部分と雌の部分が存在します。共寝の際にお互いに恋矢と呼ばれる矢のようなものをパートナーに刺します。
この時に雄と雌がわかれるのかわからないですが、1匹は口をパクパクしもう1匹は生殖器を挿入し精包といわれるものを渡すらしいです。
恋矢と生殖器は頭部の目の近くにあります。
※カタツムリの種類によっては違う行動をします。
でんでん虫とカタツムリのカラダを照合してみると
でんでんむしむし カタツムリ
おまえの頭は どこにある
つのだせ(目の事) やりだせ(恋矢の事) あたまだせ(冬眠の時の事)
ではないでしょうか?
まとめ
2番の歌詞は1番の歌詞の「頭」が「目玉」になっているだけです。すいそくですがたぶん、このでんでん虫の歌を作った方は、家でカタツムリを飼育し観察しカタツムリの1年をギュット濃縮したのではないでしょうか?
今は色々な研究をされて「目はここです」とかわかっていますが、当時はそんなに研究もされていなかったのでしょう。
カタツムリを飼育や触るのは絶対に嫌ですが、今回色々と調べて楽しかったです。
今から子供にどや顔でカタツムリを語ろうと思います。