カタツムリとは、陸に棲む巻貝の通称です。果たして日本には何種類のカタツムリがいるのでしょうか。
体の違いについても話をしていきたいと思います。
カタツムリの種類
日本国内では、およそ700~800種が発見されており、マイマイ類のオナジマイマイ科、オトメマイマイ科やキセルガイ類など地域によってさまざまなカタツムリがいます。
オナジマイマイ?オトメマイマイ?名前が面白いですね。誰がつけたのでしょうか。
私たちが一般的に想像するカタツムリは、体は白っぽくて、殻は茶色のイメージがあると思います。
マイマイ類
マイマイ類のカタツムリは、体や殻の形はどの地域のカタツムリもだいたい同じですが、多少大きさや色、模様が違います。
中には、全体的に緑っぽいようなものもいたり、全体的に濃い茶色であったり、殻の模様が縦に入っていたりと様々です。
キセルガイ類
キセルガイ類は、縦に長い殻をもっていて、大体は左巻きです。
関東地方に分布しているヒカリギセルと呼ばれるカタツムリは光沢があり美しいと言われています。
静岡県から東京都の山間部に分布するオオトノサマギセルは、名前の通り大きくて光沢があり、殻も殿様の凛々しさを感じる茶色の渋い柄が入っています。
かたつむりの食べ物
カタツムリのほとんどは、主食が野菜や葉っぱとされていますが、基本的になんでも食べます。
一部の肉食のカタツムリは、同じ陸貝やミミズなどを捕食します。大きいカタツムリに多いようです。
コンクリートも食べるというから驚きです。殻を作るには大量のカルシウムが必要になるため、コンクリートだけでなくブロック塀などからも摂取しているようです。
カタツムリには歯が存在します。歯舌(しぜつ)と呼ばれるおろし金のような小さい歯です。一列に80本の歯が、150列。合計1万2千もの歯が生えています。このたくさんある歯で、コンクリートを削って食べているのですね。
美容効果
カタツムリの粘液は、女性に嬉しい美容に効果があるということを聞いたことがあります。
カタツムリのパックや化粧品なども話題になりましたね。
海外でも話題になったほどです。そのカタツムリの粘液は、「よだれ」らしいです。ん~あまり考えないでおきましょう。
まとめ
カタツムリは、狭い日本だけでも700~800種も確認されています。
最近は、新種も確認されているようですので、実際に自分で調べてみるのもいいのではないでしょうか。