カタツムリの種類は現在、日本だけでも700種類以上と言われています。

梅雨になるとよく見かける一般的なカタツムリから、岩の壁面などで見るキセルガイなど様々な種類が存在します。

 

カタツムリ 種類 見分け方

カタツムリの種類の見分け方

また『カタツムリ』は、生物学的な呼び名ではなく、日常的な呼び名であるため分類の幅が凄く広いと言われています。

基本的な見分け方として、『殻の大きさ』『殻や軟体部分の色』『殻の形』『殻の巻き方』『模様(スジ)』があり、殻の大きさは全体の大きさと殻頂の高さを見ます。

キセルガイのように、岩場などで生息している種類が殻頂の高さが高いものが多いが、まれに低いものも存在するため殻の大きさが生息する環境にどのような関わりがあるのかという理由は現在の研究でまだ分かっていません。

殻や軟体部分の色は、日本に生息するほとんどが茶色ですが熱帯地域では黄色や緑、紫やピンクなど色鮮やかな種類が多く環境によるものだと言われています。

殻の形は、一般的なカタツムリの丸くて平ぺったい形のものや、デコボコとしたもの、棘がついてるもの、キセルガイのように長いものと生息する環境によって殻の形が変わります。

殻の巻き方は、カタツムリの多くが右巻きで、左巻きのカタツムリは全体の1%ほどしかいないと言われています。(殻頂を上に向けどちら向きに巻いているかで判断します。)

殻の模様は、スジの入り方によって見分けられることもありますが、同じ種類でも模様が異なる場合もあります。

 

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カタツムリの性別の見分け方は?

実はカタツムリには性別はありません。

カタツムリは、非常に行動範囲が狭く他のカタツムリに出会う可能性が多くないため、それぞれの個体が卵を産めるような体の作りになっています。

まとめ

日本でよく見かける馴染みのあるカタツムリ。

カタツムリはたくさんの種類が存在しますが、日本産の種類は色も茶色が多く同じような見た目でも生息する地域によって名前がかわるため、すごく見分けるのが難しいと言われています。

 

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