キャビアと言えば、フォアグラやトリュフと並び、世界三大高級食材としても有名ですね。
そんなキャビアですがチョウザメの卵である事は皆様ご存じかと思います。
ですが昨今、そのキャビア目当てのチョウザメの密猟が相次いだり、漁獲高が激減している等チョウザメを取り巻く環境は厳しくなっています。
そこで注目されたのは元々フランスで食べられていた食材のカタツムリ、その卵です。
カタツムリは元々食べられる食材
カタツムリはエスカルゴとして有名ですね。
もう日本でもおなじみでバルや居酒屋でもメニューに載っている事がしばしばあります。
カタツムリ=エスカルゴと聞いて食べず嫌いの方もいるとは思いますが、ツブ貝のような食感でエスカルゴバターとの相性も抜群に美味しいですね。
そんなエスカルゴ料理を生み出したのは美食大国であるフランス。
カタツムリの卵を最初に食べるようになった国もやはりフランスが発祥です。何でも最初に食べるのはすごく勇気がいる事だと思いますが、キャビアのおかれている現状等も考慮し、カタツムリの卵を食したのでしょう。
フランスの方々の美食へのこだわりは尊敬に値します。
カタツムリの卵は高価で取引されている
そしてフランスではカタツムリの卵を研究に研究を重ね、無菌状態での養殖に成功し、
今現在は高値で取引されています。
[De Jaeger caviar]と言われ、50グラムで10800円程の値段になります。
本物のチョウザメのキャビア50gが16000円程になりますので、値段も少し本物のキャビアよりリーズナブルですが、高級食材です。
しかも味もお墨付きでとても美味しいらしいです。
その白く美しいカタツムリの卵はフランス料理にチョウザメのキャビア同様に華を添えています。
本場ではトーストにのせたり、普通のキャビアと同じように食べられているそうです。
まとめ
残念ながら私はまだ目にしたことはございませんが、もしも、皆さまのお食事に白く美しい小さな卵が添えてあったならそれはカタツムリの卵かもしれません。
是非、挑戦してみてくださいね。