畑で野菜を育てている方や、プランターで植物を栽培している方の多くがカタツムリやナメクジなど害虫の被害にあっている事と思います。

カタツムリは、一年中(特に梅雨)発生して柔らかい葉や苗を好んで食べるため、葉っぱが穴だらけになってしまったり、苗のまま食べられると育たなかったりと本当に困ってしまいます。

 

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害虫のカタツムリ

カタツムリは、基本的にほとんどの野菜や植物を食べますが、その中でもアブラナ科である、キャベツ・白菜・大根・小松菜・ブロッコリーの葉などを好んで食べ、ホウレン草などの少し苦味のあるものは苦手です。 

カタツムリは、繁殖力が強く、また殻を被っていて乾燥にも強い為、一度増えてしまうと次から次へと被害も拡大していきます。

そうなってしまうと、無農薬では追いつくことができませんので育てている野菜や植物と相性のいい農薬を探し使用して、その後カタツムリの嫌う銅やコーヒーのカスを使って予防することが効果的です。

カタツムリを寄せ付けない方法

カタツムリは銅イオンが苦手で、銅の近くに寄るだけで動きが鈍くなり銅を触れることができません。

これは研究結果として実際に効果があったと言われてい方法です。

銅のすぐそばまでは近づけても、銅を乗り越えて渡ることができないため畑や植物にはたどり着けないという事になります。

畑では、太めの銅線を周りに張り巡らせ、プランターなどでは銅板を下に敷いたり銅線をプランターに巻いたり素材に銅を用いたプランターを使うなどで予防することができます。

駆除にはビールやコーヒーなども使える

ビールでの駆除は有名で、ビールトラップ(ビールで作った罠)を仕掛けてカタツムリを寄せ付け数匹まとめて駆除するという方法で、カタツムリはビールに集まるため効果的ですが、寄せ付けてしまうという事は予防には使用できません。

コーヒーはカタツムリの駆除にも効果があり、なおかつ肥料としても使えるので一石二鳥です。

 

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カタツムリはカフェインが苦手で、土にコーヒーのカスを混ぜることで土の中に隠れているカタツムリやナメクジなどが逃げ出してきて、数時間後には約9割のカタツムリやナメクジが命を落としてしまう程です。

しかし、カフェインは発芽の抑制にも作用してしまいますので、苗や新芽の時には控える事をお勧めします。

まとめ

せっかく始めた家庭菜園やガーデニングで、害虫に悩んでしまうのは困りますよね。

カタツムリやナメクジの特性を知って、よりよい環境で育てられるように色々な方法を試してみるのもいいかもしれません。

 

 

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