カタツムリには、ツノの先端に目がついています。
ツノと目の役割は違うのでしょうか。
触角のそれぞれの役割について
カタツムリのツノと目について調べてみました。
一般的にカタツムリの「ツノ」と呼ばれている部分の事を「大触角」と言います。
大触覚の先端に「目」がついています。よく観察すると、とても小さいがギョロギョロとしていて周り全体を見渡せそうです。
大触角の役割
見た目とは違い、目としての機能は良いとはいえない。
近くにあるものしか見ることはできず、光の明暗のみ区別することができます。
基本的にカタツムリは太陽のでていない、湿度の高い空気を好むので、夏場などは日が暮れて、暗くなった頃活動が最も盛んになるので、明るさを見分けるのには、とても冴えている目なんだそう。
そして、大触角は目の代わりに周囲の障害物を察知しています。
大触覚を振ることで、身の回りの安全を確かめながら、ゆっくりと行動しています。
目でしっかり見ることができない分、大触覚が発達しているといえます。
小触角の役割
また、2つあるうちの小さい触角の事を小触角呼び、この触角は臭いや味を感知することができる機能を持っています。
小触角の機能を失うと、エサを探すこと見つけることができなくなったり、敵が近づいてきても気づくことはできません。
小さい部位ながらも、とても重要な役割を果たしています。
また、この大触覚・小触角・目については何らかのハプニングで切り離されても、また生えてきます。
切られてしまうと、光を察知できなくなったり上手く動くことができなくなり、一気に体の重要な機能を使うことができなくなってしまいます。
まとめ
カタツムリのツノと目の役割について調べてみましたが、いかがでしたでしょうか。
カタツムリは、とても光に敏感な目を持っているが造形として、物を見ることはできない。
また、触角で様々な物を触ったり臭いを嗅ぐことで危険を察知している事も分かりました。
そして、触角がなくなってしまう事でカタツムリが生きていく上で大切な機能がほとんど失われてしまう事も学ぶことができました。
小さなお子さんが、カタツムリを触ることがあっても触角にはあまり触れさせないようにしてあげてくださいね。